2014年11月9日日曜日

舌のおもむくまま 14 「グリル佐久良」のビーフシチューと厚切りトーストバター「新橋~月島(勝どき含む)~築地~浅草~羽田の誘惑」

お疲れさまです。

今回【発動編】では、猛暑のなか疲労困ぱいしたワタクシ達が食を通していかに回復? したのか。を緊急レポートします。

昨夜あの後、H氏と赤坂の串揚げ・味噌おでんの店「ちょい~と」でなかなか美味であった名古屋仕立ての味噌おでんと油切れの悪い串揚げ、二人で6000円分を食していたので次の朝はさすがにもう食えんといって遅めの集合としていたのですが、朝目覚めると不思議とお腹が空いているのです。
H氏の状態がどうなっているのかも知らずに朝の築地場外市場へ潜入。朝なので洋食から海鮮ものに切り替え、昨夜「魚仁」のまぐろがよほど食べたかったのか。当初予定とは別の店でまぐろ丼をチョイスしました。
例によって有名店では外人さんたちまで行列しているので市場のおっさん達が入りそうな店にしました。
正直、味は普通でしたが、あの活気ある賑わいの中で食している自分に満足感を覚えました。

⑤「グリル佐久良」のビーフシチューと厚切りトーストバターのせ
  浅草3-32-4
 猛暑のなか午前中の仕事を終え、さらに疲労困ぱいしたふたりは老舗の洋食屋へ向かうべく浅草へ。二代目女性シェフが作るという老舗の味とボリュウムに遭遇することができました。

 体液が沸騰しかかっていたため炭でろ過された水がとても美味しくたっぷりいただけます。

 20分近く待ったでしょうか。何とか人心地ついたところでようやく料理が提供されました。
熱く熱した浅目の鋳鉄皿に非常に大振りな10切れを超えるジューシーなお肉とジャガイモ、人参、ブロッコリーが惜しげもなく鎮座するその姿に感心し、舌がヤケドしそうな「ビーフやタンのシチュー」を味わいます。その旨さときたら超ご機嫌になる美味しさで肉や野菜の旨みがドミグラスソースに濃厚に凝集して口の中が喜びで満たされます。
やっぱりこうでなくちゃ洋食は!!
 5cmくらいありそうな厚切りバタートーストは耳の部分や外側がとてもカリッと焼かれていますが、頬張ると緻密に目の詰まった柔らかい食感と香りと旨みが広がりとても素性のいいパンを使用しています。バターとの相性がいいのはパンが乾燥していない証拠で先ほどのソースに浸して口に含むとさらに重層的に旨みが増して味の醍醐味が伝わります。

 当日は、ビーフシューとタンシチュー両方いただきましたが、タンがよほど好きでない限り最良であった「ヒーフシチュー」を選択することを心から切に願います。

 よかった~。本調子ではないけどH氏も顔色が回復傾向だぁ。
「又こい家 羽田店」の立ち食い鮨
 羽田空港第1旅客ターミナル出発ゲートラウンジ2F中央

昨年経験済みのこの店でtokyoの総括を図りつつ江戸前の旨い鮨を堪能し、ナイス?なフライトを楽しむ趣向でしたがH氏をお呼びするか決まりませんでした。

それは、夕方に差し掛かるころ空港へ到着したとき一時お別れしたのですが疲れが累積している印象で、搭乗口からここまで優に500mはあることからさらにお疲れになるようなことをしでかすのを恐れたためです。

食欲魔人であるワタクシも同様に疲れ果ててはおりましたが、魔人であるワタクシにとっては旨い食い物があるのを知っていてそこへ向かわない道理がありません。(笑)ただそれを押し付けるのはいかがなものかと躊躇しました。

昔、クリントイーストウッドの映画で「許されざる者」というハリウッド映画がありました。
内容は割愛しますが、そんな気分が横溢し迷いましたが、しかし決然と店へ向かいました。
(コラっ! 結局置いてけぼりすな~。H氏)

一貫150円から500円の料金は節度さえ知っていれば非常にリーズナブルです。値段要確認

シャリはひと肌の温かさで塩と酢飯の塩梅が非常に好みの加減となっています。

いわし、こはだ、しゃこ、〆サバ、まぐろ、たまご、あなご、中トロ、赤貝、あじ、あなきゅう(あなごときゅうりの手巻き寿司のこと。ワタクシはこれに甘辛い煮詰めをたっぷり掛けてもらいます。)などキチンと仕事のなされた職人による美味しさに食が進みます。

 お茶をもう一杯いただき「ごちそうさま」と申しあげ、足早に搭乗口へと向かいました。

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