2014年11月22日土曜日

舌のおもむくまま 25 「土手の伊勢屋」天丼(ロ) 「ありのままで②~伝統の矜持」



次は「浅草」と同じ台東区の「日本堤」にある125年続く老舗です。

「土手の伊勢屋」天丼(ロ)1,900値段要確認
東京都台東区日本堤1-9-2 
(他に天丼(イ)1,400円、(ハ)2,300円、海老天丼2,300円他)



 俳優 原田芳雄が愛した店の天丼を食べたくなって突撃しました。
 店一押しの「食べるべき一品」とまでHPに書かれていたので天丼(ロ)をいただきました。

 穴子、イカのかき揚げ、海老一本、獅子唐がたっぷり盛られた姿に思わず歓声を上げてしまいます。

 海老から行きます。サクサクの噛みごたえと海老のジュシーな食感と旨みにご飯が進みます。イカは信じられないほど柔らかくその食感と旨みに驚きます。穴子です。臭みはなく肉厚で旨みもタップリで身はほっこりしています。
  
穴子については、もう少し余計に揚げた感じがわたしは好みですがこのあたりは、現五代目店主の好みかもしれません。
 
獅子唐も頬張り、甘辛のタレが染みたご飯を猛烈な勢いでかっ込むわたしがいました。旨すぎて口の中への不法侵入が止まりません。

 東京大空襲も免れた都の登録有形文化財に指定されている28席の店内でいただくのも乙な感じです。

 これだけ大量の揚げ物をいただいたら大変なことになりそうですがペロッと女性でも食べられるところに人気の秘密が隠されているようです。
  
ディズニー映画もエンターティメントの老舗として大躍進しています。そういった秘密を持っているかいないかが老舗の矜持なのかもしれません。

0 件のコメント:

コメントを投稿