新橋~月島(勝どき含む)~築地~浅草~羽田の誘惑ということで【接触編】【発動編】に
分けてご紹介します。
今回の【接触編】では、ネット等で評価の高い行列店に対して異文化圏のワタクシ達(H氏とワタシ)が食を通して接触したとき何を感じたのか。を緊急レポートします。
①「新橋 牛カツおか田」のピンク牛ロースカツ定食
ニュー新橋ビル地下1階
時計を見るとちょうど11時30分。時間も頃合いということで現場へ突撃を敢行しましたが、がび~ん。な~んと!人数がどのくらいいるのかも判らないほど行列ができていて
お店の前に掲示されていた「30秒で揚がります」の表示がことさらにムナしく、お腹が強烈に減っていたことを脳が錯覚したのか、まさしく断腸の思い(笑)でお店を断念しました。
たまさかご近所に行列ができていた「○○○」って名前のカウンター席のみの洋食屋に再突撃しましたが、東京の人ってこんなマズイものに行列するのかと愕然とするC級「ナポリタン」
E級「ハンバーグ」?級「オムレツ」(食べてないので不明。知りたくもないし~)にH氏とともに沈没してしまいました。
玉ねぎなどの野菜とハム、ケチャップ、トマトソースを炒めて旨みの素を作り安い赤玉ワインで香り付けした自分でつくる土井善晴風ナポちゃんのほうが絶対「旨い」と皆さまのおばあちゃんに誓います。(誓ってどうなるものでもないですが・・苦)
ココ「○○○」で食べる時にはナポリタンのみの注文とし、味が単調なので大盛りにはせずに、チーズとタバスコを貰って必ず味に変化をつけるように食べてください。
以上厳重注意します。
②「岸田屋」のもつ煮込み
月島3-15-2
「BS酒場放浪記」の吉田類も来た超有名行列店と聞いていたので昼間の悪夢が再度襲ってくるのではと正直ビビッていたのですが6人待ちの状態だったので座って待つことにしタイミングも良かったのか20分ほどで入ることができました。
当日居たのは、若いカップル(イマドキこんな言い方する奴おらん(笑))が2組、おっさんグループが4組くらい、おにいさんのおひとりさまなど数名で25名弱くらいです。うーん狭い。 特にワタクシには狭すぎるかもしれません。
しかし、これがいいのです。早速注文です。この雰囲気ならキンキンに冷えた瓶ビールでまずはノドを潤します。「岸田屋」といえばやはり牛モツの煮込みを注文します。
次も、ボリュームのある牛の肉豆腐とぬた味噌和えがやってきました。「肉豆腐」は、博多にある「寿久」の豆腐の煮込みをさらに甘く煮付けてある感じのすき焼き風の味付けでこれがまた旨いです。「ぬた酢味噌和え」はぬたとイカ、短冊に切った数種の野菜を盛り込んであり結構なボリュウムと味に深みがあり、これに合わせたレモン酎ハイがさらに進みます。
続いては、「銀ダラの煮付け」。淡白な白身と甘い脂の旨みに甘辛の煮付けがベストマッチング。ご飯が超欲しい!!これは居酒屋メニューの白眉かもしれません。
緑茶酎ハイが進む進む。
全てに素晴らしい仕事がなされているそのことにそして酒のアテとして非常に優れていることに昂揚感を覚え、勢いよく杯を飲み乾しました。
あとは記憶がなく(笑)、この後のことを考えて多少控え気味ではありましたが、ふたり合わせ6,300円という値段は高満足度の割に非常にリーズナブルに感じました。 値段要確認
③「魚仁」のまぐろ三昧や~
月島3-12-5
魚が凄くリーズナブルな行列店と聞いていたのでH氏を説得し、2件目へ突入です。
実はここで悪夢再び!!
上の写真のごとく大賑わいで食欲魔人とH氏が侵入するスペースもなく、さらには酔いも進んでいたので待つ気にもなれず退散。とほほ。
頑張って待てばこれ食べれたのにね。クゥ~!!
④「かねます」うにの牛刺し巻
勝どき1-8-1
H氏に「叱咤激励」され、そうや、まだ「かねます」の”うにの牛刺し巻”があると店休日確認もしていたため安心しきって店の前に立つとまたもや、がび~ん!!!
しっ閉まっとる。なぜじゃぁ。うそや~。思わずいい年こいたおっさん二人で絶叫大会(悲)してしまいました。
よくみるとHPに小さく「早く閉めることがあります」とある。一遍殺したろか。(笑)
ともかくネガティブな気持ちを封じ込めるのにしばらくの時間と努力が必要でした。
結局本日、堪能できたのは「岸田屋」1件のみという惨憺たる結果にボーゼンとするH氏とワタクシでしたが、実はこの日この後も艱難辛苦の食の旅は続き、暑さと行軍に疲れ果て行列の功罪とワタクシに振り回されてH氏は次の日、体調を崩されてしまうという東京異文化コミュニケーションに失敗した二人なのでした。(明日は一体どうなるんや~笑)
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