2014年11月7日金曜日

舌のおもむくまま 8 「久留米 木村屋 ホットドック」 ~「ホットドックの効能」

お疲れさまです。

古参の菓子パンには、リョーユーの「マンハッタン」やヤマザキの「ローズネットクッキー」などなどご存じの方も多いと思います。

今回は、以前「アド街ック天国」で久留米の特集があったときも紹介され、知る人ぞ知る1日1000個生産の

「久留米 木村屋 ホットドック」168(値段は要確認)
製造:福岡県久留米市津福本町1377

です。

40オヤジが気恥ずかしいですが、このパンにはなぜかトキメキを覚えます。

ホットドックをレトロな紙で包み、その両端をねじっている包装をほどく瞬間のドキドキ感といったら子供の頃に食べたキャンディーを開けるときのような心持ちになってしまうのです。

朝3時に製造されて午後9時には消費期限が来てしまう「はかない命」のその商品は、ホットドック用のパンとコールスロー的なキャベツサラダと食紅による小口が真っ赤なハム、そしてマヨネーズベースのソースによって供されますが、「からしマスタード」が絶妙なアクセントになっており類似品とは隔絶した旨みの世界観をもっています。

レトロな包装を開封した瞬間から食べ終わるまで、子供の頃にトリップ(時間旅行)する効能のあるとても不思議な調理パンなのです。

皆さんにはそういったものありませんか。


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