2016年11月5日土曜日

舌のおもむくまま 84 台湾焼きそば




味美「台湾風焼きそば
鹿児島市東千石町2-18

キターっ、もうズルズルなんです!!
細麺と豚肉とキャベツ、もやし、ピーマン人参がたっぷり入って凄いボリュウムなんです。
でも特筆すべきは、味の塩梅がいいのです。

超旨い。絶品さんです。

たっぷりの細麺にたっぷりの旨みとコクが内在しているのでズルズルいただけます。
美味しさに大興奮。


次は「チンゲン菜とシイタケのオイスタースソース煮」です。
これはサッパリ味で含め煮したチンゲン菜へこっくり味のシイタケのオイスタースソース煮をたっぷり回しかけた一品です。これまた超美味しい~

舌のおもむくまま 83 大人のお肉3 ビーフの誘惑


























素敵庵 
「ビーフカレー」 

鹿児島市東千石町7-7 ℡099-225-7000

今回は、ランチでいただきました。
ナイスガイの「大人」さんはいらっしゃいませんでしたが、とても美味しくいただきました。

まずはサラダからいただきます。
いいセンスのサラダです。コレは食欲がわくサラダです。
口がサッパリしたところでカレーを口に含むと濃厚なコクと旨みが、口の中で横溢します。

重層的なスパイスを味あわせるタイプではなく旨みが直接舌を攻撃してくるタイプです。

旨みに責め立てられボリューミィーなお肉を頬張るとこの店で夜にいただくステーキ同様柔らかくジューシーです。美味しいのです。

ビーフの誘惑にかられ、またここへ来て食べたいと心底思うカレーなのです。








舌のおもむくまま 82 お腹一杯の幸せ



味美「台湾牛肉麺
鹿児島市東千石町2-18

台湾は美食の町と伺ってましたが、これは旨い。いいね~。
牛骨ベースの出汁がスッキリとした臭みのないお味を出しています。

牛すね肉もなかなかいい旨みと柔らかさもあって大変ボリューミィーです。
お腹一杯になって幸せになります。



2016年10月9日日曜日

舌のおもむくまま81 シンプルイズベスト
































ロシア料理とラーメン 凡亭 「あさりラーメン」
鹿児島市山之口町9-5

午後9時30分にオープンするという路地裏にひっそりとたたずむ不思議なお店です。




 あさりラーメンの前に、ペリメニというシベリア風餃子をいただきます。
 サワークリームと醤油だけをまとわせいただきます。
 とても愛らしい水餃子にモロ乳製品という組み合わせにびっくりしますがサワークリームの酸味とコクがなかなかオツな感じです。

 いよいよ来ました「あさりラーメン」のご登場です。器までしっかり熱いです。
 スープを一口含むとおやっ!?と驚かせられます。
 寒い地域であるロシア料理のお店だし、あさりもしっかり載っているから案外塩辛いのかなと思いきや、圧倒的な透明感の奥行ある透き通ったお出汁です。酒を呑んできた私には出汁の塩梅が若干薄めに最初感じますが食べ進めると美味しさが!!ジワジワときます。
 これはいいですね~。呑んだあと滋味深いやさしい感じにつつまれます。
 あさりからの出汁よりその基となる出汁の透明な深みの旨みを強く感じるのです。この時期(9/15)あさりの身がまだ痩せているのでそのためなのか、それとももともとこの味を狙ってらっしゃるのか?
 春先にまたまた来訪したいと切実に想います。
 麺はストレート麺でかん水ははいっていません。スープに寄り添う麺といった印象で中華の卵麺とは対極の和風の白い麺で個性を極力そぎ落としたような透明感です。

 重層的に味を組み立てていく足し算の味ではなく、全く正反対のどこまでも果てなく透き通った引き算のシンプルな一杯なのです。

舌のおもむくまま 80 日替わり定食をいただいて仕事頑張ろう































宮崎合同庁舎食堂 「日替わり定食」 500円(税込) 値段要確認
宮崎市橘通東3丁目1番22号

 「働く大人の楽しみはなんといってもお昼のランチ」って、お前はサラメシの中井貴一か(笑)~っとお叱りうけそうですが、宮崎市にあるこの食堂はココの職員でなくても食することのできる、小鉢を選ぶのが楽しい日替わり定食なのです。

 なんといっても値段がワンコインです。どんなものがでてくるのと訝しんでいるとこの日の日替わりのメインは塩さばでさらに6~8種類ある小鉢のなかから2品選べる内容なのです。
 特に小鉢の味付けがいわゆるエッジが効いたお味ではなく、とてもやさしいやさしいものなので母の慈しみに包まれていた遠い昔を思い出すような感じすらしそうです。
 年を取ってくると最近そんなことも時折考えるようになります。

 昼からも仕事頑張るぞ!

2016年8月21日日曜日

舌のおもむくまま 79 つい来店してしまう不思議な美味しさ
































LIVING  BAR AND BISTRO 「ジェノベーゼパスタ」 
鹿児島市山之口町3-12 シティハウスビル5F ℡050-5263-3265

呑んだあと、つい(笑)炭水化物を食べてしまいます。
佳人がいたとしたら「なんてイヤシイお口なのっ」て蔑まれそうですが、ココのパスタ何故かクセになるんです。

バジルとチーズ、揚げてから小さく刻んだベーコンが上にトッピングされて、少量のパンチェッタだけなのです。
バジル含有量が特別多いわけでもなく、ホテルのジェノベーゼっぽくジャガイモとインゲンがはいっているわけでもなく、なんかねぇ~妙に美味しいのです。旨いのです。
中毒・依存の素となる何かがあるのです。

不思議な美味しさ食べたさに、呑んだ後つい来店してしまいます。

舌のおもむくまま 78 大人のお肉 続編



素敵庵 「タンシチュー」 

鹿児島市東千石町7-7 ℡099-225-7000

ふと、急に「肉を食べたくなっちゃった~」と思ったら目の前にステーキハウスがあるじゃないですか。なんて都合のいい展開(笑)って、前回「舌のおもむくまま74」で紹介した「素敵庵」ですが、贅沢にも2回目の来店しちゃった~。

自分が食いしん坊というのは前回総料理長の「大人」さんに見透かされてしまい「じゃあ例のヤツ食べる?」って言われたので、前回、こんど来店したら必ず食べると言ってしまった別メニューを注文しました。

早速いただきます。
ココの「タンシチュー」のタンは、とても柔らかい食感を持ち、濃厚な旨みを含むたっぷりとしたボリュウムでありながら、もの凄くリーズナブルです。
東京浅草だったら2,500円くらい支払うレベルじゃないって申しあげたら「早速値段上げる」いうてました。(笑)その反応の速さ、まったくナイスガイだね~






左は自家製ピクルスです。オリーブやミニトマト、人参、セロリ、シメジ、大根、パプリカが入る甘さ控えめで清涼感のある酸味が口のなかをサッパリしてくれます。








もう一品いただいた骨付き肉の「リブロース(ハーフ)」です。谷山にある工場で加工されたものをじっくり焼き、いい感じになったら特性甘辛バーベキューソースを付けて焼くとのことです。
写真はハーフサイズですが、通常この倍の大きさでお皿からはみでそうになるとのことです。
工場の下ごしらえの際、丹念に包丁が入り身ばなれのよい仕上がりでたっぷり食べた気になります。レタスにかかっているこのソースがまた旨い。サウザンドアイランドソースかな?

今日も「大人さん」が作る料理を満喫しました。


2016年8月20日土曜日

舌のおもむくまま 77 スペイン酒場と涼























スペイン特産 発泡性リンゴ酒「シドラ Sidra」  
BARMAL エスパーニャ 宮崎店

暑い日盛りのとき、涼を求めたらこの店に出会いました。
このリンゴ酒を高い位置から注ぎいれるため幅広いグラスで供されます。
このシチューエーションに涼を感じてしまうのは私だけでしょうか。
口に含むと発泡酒独特のさわやかで軽やかなリンゴの風味に満足を覚えますが、もっと欲しく(笑)なってしまいます。
余りたくさんの量だとお腹が膨れるため、このあたりの量の具合は案外絶妙かもしれません。




スペインブランデー 「オルフォ」  

途中省略しますが、(端折りすぎじゃゃっ~一体何杯飲んだんじゃ)最後にスペインブランデーである「オルフォ」をいただきました。こいつは強烈な口当たりでハンパな飲み手やお酒が苦手な方だとヘロヘロになってしまいそうな力強さを感じます。北欧のアクアビット的な印象すら受けます。
ワインの搾り残しをブランデーと同じく蒸留し、さらにシェリー樽で熟成をしたものです。
要は、スペインで作られたグラッパと考えるといいのかもしれません。
フランスで作られたコニャックとはまた別物ですが、案外さっぱりしているので料理の後の締めのお酒として重宝しそうです。
当たり前ですが、生産地が変われば味も風味も何もかもが変化しますがその変化はとても好ましく感じました。スペイン酒場での涼はなかなかオツなものです。

2016年8月7日日曜日

舌のおもむくまま 76 泰然自若なお味噌汁




































茄子の味噌汁


おはるが昼餉の支度をした。
手長海老の附焼に粉山椒を振りかけたものと、小胡瓜の糠漬。
それに茄子を丸ごと焙ったのを二つ切りにして濃目の味噌汁へ入れたものだけのもてなしであったが、松崎助右衛門は目を細めて箸を運びつつ、「小兵衛殿よ。おぬしという男は、まったくもって・・・・・・」
「何でござる?」「いい年齢をして、あんな若い女房を側に引き付け、三度三度、かようにうまいものを口にしておるということじゃ」
「何の。他人の事は、よく見えるものでござる」
    【初孫命名「剣客商売」池波正太郎より】
最近夏の暑いときは、茄子の味噌汁をよくいただきます。
水出し昆布だしに鰹粉を入れた即席の出汁に味噌を濃い目に溶きいれ、丸ごと焼いた茄子の焼き皮をはぎ、三つ割にして器に入れ味噌汁を注ぎいれます。今日は三つ葉と辛子を添えました。
めんつゆに一味唐辛子を強めに振り入れたつけ汁に浸した胡瓜、柚子を効かした高野豆腐といった作り置きした定番もの、青椒肉絲、そしておこげの御飯をいただきました。

「剣客商売」の秋山小兵衛のイキな境地には全てにおいて到底およばないですが、食べることに関してだけ(笑)は泰然自若の境地のようです。

2016年7月23日土曜日

舌のおもむくまま 75 鶏肉を喰らう悦楽と痛快明瞭な旨さ



本格もも焼き 嵐坊 上町店 「骨付きもも焼き」

宮崎市上野町7-14 0985-31-9131

地鶏炭火焼の雄として、全国へフランチャイズ展開している嵐坊です。

大き目の地鶏のもも肉に上手に包丁を入れ、備長炭の火力と数種のスパイス入りの岩塩のみ、そして鶏からでた脂と炭が融合して発生する煙でスモークされ仕上げます。
一人に一つ付いてくるハサミで好みの大きさに切り分けいただきます。

旨い。塩の塩梅がまことに素晴らしい。歯ごたえすら感じる弾力のある肉質とジューシーでくどくない脂の組み合わせに生きている実感がわくほどです。途中で柚子こしょうをトッピングするとさらに旨さが増します。

口の中の脂をビールで洗い落とす痛快明瞭な旨さにノドと胃がのたうちまわります。
この身内から湧き上がるヨロコビは狩猟生活をしていた自然のままであった頃、体の中のDNAに刻みこまれている何かが感応しているのかもしれません。

この店では、開店から1時間?のサービスタイムで生ビールとこの骨付きもも肉1000円(税抜?)で提供されています。なんというコストパフォーマンス!!

歯が弱ければ辛いけど基本、宮崎へ行くことがあれば食べる選択肢しかないでしょう。







2016年7月17日日曜日

舌のおもむくまま 74 大人のお肉






























素敵庵 「ステーキ」170g 2800円(税抜)値段要確認
鹿児島市東千石町7-7 ℡099-225-7000

ふと、急に「結構厚めの肉を食べたくなっちゃった~」と思ったら目の前にステーキハウスがあるじゃないですか。なんて都合のいい展開(笑)

ツッコミが入る前に店に入ります。えへへっ
結構明るい店内。そして清掃が行き届いていてベタついてないところが好感持てます。
強力わかもととエビオス錠をカウンターに置いている店ってなかなかスゴイです。



店のマスターで来年還暦を迎えられる「大人」さんという名前の気さくなナイスガイが肉を焼いてくれました。
肉を170gオージービーフのレアで注文し、「どこの出身?」ってマスターに軽く探りをいれられ、マスターが反対の調理コンロに向かったとおもったらあっという間にアルコール入りのステーキソースを物凄く高い位置から勢いよく降りおろしフィニッシュします。
物凄く火焔が立ちのぼり見た目の演出もナカナカ凝っています。

一口いただきます。おひょ~柔らかくて旨い。
こりゃ口のなかでとろけるばい~。塩の塩梅もいいね。
醤油ベースのステーキソースがいい塩梅でとても美味しい。いくらでも食べられそうなのが素敵だね。
オレってもっとたべられるんだって嬉しくなっちゃいます。

オージービーフってこんなに美味しかったっけと失礼な質問をしたところ、なかなかイイでしょう。こいつは3週間ほど寝かせているとのこと。もっと寝かせてもいいけど肉のロスが増えるし、値段も高くなるからウチはコレくらいなんだと明るく答えてくれました。

もちろんフィレ肉も美味しいのだけれど、一番おもろいのはこのオヤジの存在だね。

大人のお肉をぜひ食べてみて~。

2016年7月13日水曜日

舌のおもむくまま 73 冷やし冷麺












 





















中華料理 美華園「冷やし冷麺」 

鹿児島市中町11-9


夏だ~!

暑いぞ! 蒸してるし、こんなとき体が欲するのは当然「冷やし中華」だぁ~

お皿と中華麺と具がキンキンに冷やされ、そこへ冷たいゴマダレ+酸味のあるタレがたっぷりかかります。
一口すすると冷たい清涼感が口の中を満たします。
旨い。

半生のエビ、鳥胸肉、ハム、キュウリ、錦糸卵の具材が混然となった素材のシンプルな旨みとゴマダレが奏でるコクと爽やかな酸味にただ敬服するのみであり口の中への不法侵入が止まらないのです。




2016年6月29日水曜日

舌のおもむくまま 72 誘惑の焼きそばパン

焼き立てパン ベッカライ/コウノ 

「お好み焼き(焼きそば入り)」

鹿児島市山下町8-11 池江ビル値段要確認

いや~んコレは旨い。も最高。これが税抜160円とは!コスパ最高~
中の具材も当然美味しいのだけど見た目はそれほどでもないこのパンが最高に旨い。
総菜パンの旨さを極めたらこうなるのっていうくらい旨い。
外はパリっとカリッとしていて中は柔らかく具材はしっとりしているのです。
この食感はイタリアのパニーニって言いたくなるくらいなのです。
焼きそばがテンコ盛りになっているわけでもないけれども甘目の焼きそばソースと少量のマヨネーズでコクを出し、紅生姜がアクセントになるこのお味はあっという間にペロッと平らげてしまう美味しさで、さらにもうちょっと食べたくなる誘惑に駆られる総菜パンなのです。
あっ売っているときにはピザみたいに丸い状態で売られていて、購入すると二つ折りとなったこの形で手渡されるのです。




もう一つは、新商品の「ムースキャラメル」だぁ~
ホワイトムースを食べ進むとキャラメルムースが出てきます
二重の喜びがあなたを至福の時へ誘惑するのです。
これが確か140円(税抜)だとは素晴らしすぎます。喜びに満たされます。

甘いのが好きな方は要チェックだぁ!!!

舌のおもむくまま 71 また食べたくなるカレー

























カレーハヤシ フレンドアンドバード「スパカツカレー」 800円値段要確認

鹿児島市名山町5-5

久しぶりにやっちゃいました!!
炭水化物を喰らう感じがたまらない「トンカツ」+「スパゲッティー」+「カレー」の組み合わせです。

ココのは、1週間に1度くらいまた食べたくなる中毒性を持つ不思議なカレールーなのです。
特別辛くもなく、それほどスパイシーでもなく、もの凄いコクのある出汁を使っているわけでもなくナンなのだろう。
ホントに不思議ちゃんなのです。

自分が見ている範囲では注文の約7割はこのスパカレーなのです。
スパカレーのスパはパスタというよりも柔らかい感じのソフト麺でそれを炒め軽く塩胡椒したうえにトンカツを載せ、カレーをかけるスタイルなのです。

また食べたくなるんだろうなぁ~次回はカツカレーだな !

2016年6月23日木曜日

舌のおもむくまま 70 チキン南蛮王国


「チキン南蛮」竜宮ラーメン 750円値段は要確認
宮崎市清滝木原

宮崎出張と相成りました。
やはりここはチキン南蛮を注文します。
どのくらい提供までにかかるかなとみていたらなんと多分3~4分で提供されます。

どひゃあ
なんちゅうボリュウム!!
ご飯はまあ多めぐらいですが、おかずの量が物凄い。とってもリーズナブルです。
早速いただきます。
お味噌汁美味しい~♪これは期待できます。

南蛮はどうかな。むほほ。柔らかい。物凄くジューシー。
旨いです。
味は中庸でスタンダードを狙っています。
個人的好みをもうしあげるとしたら酢の加減がキツイほうが好みですが通常の男子には好印象でしょう。
しかし提供スピードといい、お味といい定食屋さんとしてなかなかのものです。

チキン南蛮王国の雄として堂々たる代物なのです。


2016年5月18日水曜日

舌のおもむくまま 69 紹興酒はいかが?




























チャイナワン「甕(かめ)出し5年 紹興酒 甘口・辛口」

鹿児島市東千石町8-25
今年4/11に移転ニューオープンしたフレッシュな中華屋さんです。

無添加、手作りにこだわり料理人は遠目にみても中華圏の方にしかみえないし、味も超本格派です。おススメの料理にしても普段目にするものでない本場の味が楽しめるのです。

いろいろ食させていただき、口福を感じさせる滋味深い本格派とにらみましたが、たった1回ではとても把握できない奥深さをヒシヒシと感じます。

ということで今回は、紹興酒の紹介です。
甘目と辛めのサッパリ目の2種類が甕(かめ)でスタンバイされています。
僕が飲んだ時はどちらも「かめ」から出して結構経った底の方ということで風味が少し弱くなってきているとのことだったのですが、口に含んだときの芳香の香しさにシビレます。甕(かめ)のフタを壊して開けたときの芳香や酒の上質な旨みに中毒になる人が続出しているとのこと。

甕(かめ)の底だったのにもかかわらず脳幹や海馬が乗っ取られそうになっています。
上質なポートワインを飲んだ時のような錯覚を覚えてしまうのです。

紹興酒の濃いほうが甘口。料理は上からほたての蒸し物干しエビ仕立て。酢豚。まぜそばです。



2016年5月16日月曜日

舌のおもむくまま 68 〆の焼きそば

































加茂川 「焼きそば」

鹿児島市東千石町2-18

あなたは呑んだ後の締めにはラーメン? お茶漬け?
先日なんとなく呑んだあとの締めに焼きそばを喰いたくなって突撃しました。

コレはありですね~。
超さっぱり。
甘味少な目のウスターソースで調味され、口の中が酸味や果実香で横溢しまくり、それに塩の塩梅が適度、細めの麺との相性も良く野菜お肉もたっぷり目でいいね~。
美味しいね。こりゃいくらでも入るばい。って思わず筑後弁でてしまいました。

甘い焼きそばとはもっとも遠距離の位置にあるこの加茂川の焼きそばですが、
この感覚のお味は京都先斗町で味わったお好み焼き屋さんの味に相似しています。
名前も「加茂」がはいっていますね。なにかしら京都と縁が深い店とにらみました(笑)
呑んだら焼きそばも全然「あり」です。

舌のおもむくまま 67 あぁ普通の味噌汁には戻れない

呉汁


昔、母が作ってくれたものに一晩大豆を水に浸けて朝すり潰したものを味噌汁にした「呉汁」があります。
そんなことをやってくれていた母の姿と呉汁の味が舌の記憶に残っています。

鹿児島へきて呉汁の素を発見したので久しぶりに作ってみたらやっぱり大変美味しかったことと、20~30歳代の方に呉汁って知っている?と聞くと10人中 9人が知らんというので紹介します。

自分の作り方は、ストックしている水出し昆布出汁を沸立たせ、それに粉末いりこを投入します。            

沸騰させてアクをとりそこへこの呉汁の素を適量加え弱火で煮て大豆に火が通り沸騰したら火を一旦止め、味噌で調味します。今回は、ほうれん草、ゆずが入りました。

半熟卵と白髪ねぎの組み合わせも最高です。

今回は、ちょっと大豆の量が多かったので汁ものというかカタマリみたいに見えるとは思いますが、濃厚な大豆の旨みや素朴だけど大豆たんぱく、グリシニン、必須アミノ酸、鉄分など豊富な栄養素に恵まれた云わば「豆乳スープ」に「舌」も「記憶」も大満足なのです。

ああっ、普通の味噌汁には戻れない。








2016年5月8日日曜日

舌のおもむくまま 66 弁当男子2































弁当男子2

すみません。最近ずっと弁当男子していたので一部アップさせていただきます。
以前に比べると野菜を増量しています。

この日のお野菜は、ラディッシュ、アイコトマト、茹でて軽く塩胡椒して炒めたインゲン、茹でたブロッコリー、バランの代わりの大葉2枚、そしてお肉が特売の和牛肉のコマ切れを生姜とみりん醤油で炒めたもの、真っ赤なタコさんウインナー、昆布だしに砂糖とみりん・お酒・薄口醤油で甘くしたゆずの風味のがんもどきの煮物、卵を6分30秒茹でて氷水で急冷したものを蜂蜜入りの味醂醤油タレに漬け込んだ煮卵、ご飯のうえにたくあんと甘い酒粕の野菜漬、胡麻油で炒め一味唐辛子・みりん・醤油・お酒・すりごまで調味した高菜炒めです。
































数日後は、インゲンがオクラ、お肉が子持ちししゃもに代わり、レンコンのキンピラが追加されています。
煮卵の代わりに砂糖・日本酒・出汁醤油・塩・みつばが入った平べったくパパッと焼いた甘い卵焼きが美味しかったです。
この日は、昆布だしにイリコの粉末を入れた三つ葉入りの呉汁も追加しています。
土日に事前準備することで朝は手間をあまりかけないことを信条に弁当を楽しんでいます。

上手に出来たときは正直お昼が待ちきれません~。

舌のおもむくまま 65 バカボンド つけ麺の悦楽



麺歩 バカボンド 本店 「温玉つけ麺(あつもり)」 

鹿児島市山下町12-27


温玉つけ麺(あつもり)をいただきました。
茹で上げられた熱々の太麺を魚介系濃厚つけダレに浸して口の中へ頬張ります。

あひー旨い~♪
とても美味しい !!

つけ汁は、濃厚でコクも豊富、野菜の甘みも感じられ秀逸。太麺もコシがあって食べごたえ十分でつけダレに絡むからむ~。
コレはクセになります。

普段、自宅でいりこの出汁を使って味噌汁を飲んでいらっしゃる方には福音となるたまらない旨みと感じられるかもしれません。

結論としては魚介がとても濃厚で野趣にあふれているのでそういったものがお好きな方には旨みとコクがあって店主のこのつけ麺に対するヤケドするくらい熱い気持ちが伝わってくる滋味深いお味なのです。

つけダレの中にネギ、温玉、中粒くらいにカットされた食感のよい玉ねぎ、チャーシューそして、もの凄く小さ目にカットされた余り加熱されていないゆずの皮がほんの少量入っています。

これにより、あれだけの濃厚ダレが思いのほか、あと口サッパリなのでスープまで飲み干し、食欲魔人は成仏しました。