2019年11月18日月曜日

舌のおもむくまま 279 松尾食堂


松尾食堂

福岡県久留米市日吉町5-9

パソコンの画面上、何度も漢字変換しているので、もの凄く早く変換された「松尾食堂」です。
相変わらず素晴らしい。
雰囲気も、味も「不変」ということが素晴らしい。以前の文書見返したらワタシのなかでは、「傑作」なので再掲します。

「松尾食堂」 インスピレーションを与え続けるもの

店に入る前からレトロな雰囲気。
入り口だけはアルミサッシに変わりましたが、あとはすべて戦災で焼けたのち復活した
「THE昭和」な佇まいをそのまま色濃く残している「松尾食堂」さんです。
食堂といいつつもこの店は、「肉丼」「親子丼」「かつ丼」だけの丼ぶり専門店なのです。

今回は久しぶりだったのでやはり肉丼をいただきました。
肉丼というのは、他店でいうところの牛丼のことなのですが、ここのは違います。
肉を小さく刻んでいるのです。
口に頬張ると味はすき焼き風の濃い目の甘辛味です。
何十回も食べているので、「これよこれなのよって!!」とてもとても嬉しくなります。
いつ伺っても味が変わらないというか、舌を喜ばせる旨さが陳腐化しないところが素晴らしい。
何十年も継続されてきたその「営為」に感動や歓喜の念を持つのは私だけでしょうか。
決して時代に媚びず古びずインスピレーションを与え続けるものがあるとしたらそれは、
 classic やJazz、 Beatles
 恋愛感情
 そして
 松尾食堂
だと断言します!

以前と変わったところが一点だけ、おばちゃんがついでくれていたお茶と小やかんを
いただけなかったことだけがほんの少し残念です。

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