2017年12月5日火曜日

舌の赴くまま 187 松尾食堂 肉丼玉子入~インスピレーションを与え続けるもの






「松尾食堂」 インスピレーションを与え続けるもの

福岡県久留米市日吉町5-9

店に入る前からレトロな雰囲気。
入り口だけはアルミサッシに変わりましたが、あとはすべて戦災で焼けたのち復活した
「THE昭和」な佇まいをそのまま色濃く残している「松尾食堂」さんです。
食堂といいつつもこの店は、「肉丼」「親子丼」「かつ丼」だけの丼ぶり専門店なのです。

今回は久しぶりだったのでやはり肉丼をいただきました。
肉丼というのは、他店でいうところの牛丼のことなのですが、ここのは違います。
肉を小さく刻んでいるのです。
口に頬張ると味はすき焼き風の濃い目の甘辛味です。
何十回も食べているので、「これよこれなのよって!!」とてもとても嬉しくなります。
いつ伺っても味が変わらないというか、舌を喜ばせる旨さが陳腐化しないところが素晴らしい。
何十年も継続されてきたその「営為」に感動や歓喜の念を持つのは私だけでしょうか。
決して時代に媚びず古びずインスピレーションを与え続けるものがあるとしたらそれは、
 classic やJazz、 Beatles
 恋愛感情
 そして
 松尾食堂
だと断言します!

0 件のコメント:

コメントを投稿