2015年4月26日日曜日

舌のおもむくまま 48 「とんかつ川久」黒豚トンカツ


「とんかつ川久」黒豚上ロース250g 2500円 値段要確認


鹿児島市中央町21-13

鹿児島に上陸してその翌日。
トンカツを食べたくなって街を徘徊ランチしていたらタダモンでない美味しそうな雰囲気なので突撃しました。

ここは奮発して黒豚ロースです。さっそくいただきます。
もの凄く肉厚です。これなら確かに時間がかかると注文時に念押しされたのがよくわかります。
かいま見える脂身も凄いね。

ソースは味噌味、トンカツソース、ポン酢だれの3種類ですが、最初に塩と辛子を頼んでシンプルにいただいてみます。

うーん。塩ではコイツちょいと厳しいかも。
ソースを3種類全て試してみるとこの黒豚に合うのは味噌のような気がします。
味噌でたべると臭みも感じなくなるし、この濃厚な脂に負けないで素材をひきたてています。

あくまでも好みですが、注文のときにどの肉を選ぶかでソースを決めるのもありかもとコレを食べたときに思いました。

・脂の強い黒豚だと味噌や濃厚なトンカツソース、
・通常のロースだとトンカツソース
・ヒレだとあっさりソースも濃厚なソースもお好みでといったところでしょうか。

あとは味噌汁は普通というかもう少し頑張って欲しいかな。
副菜でついていたポテサラが美味しいね。

この店、懐が広くタダモンじゃないです。

舌のおもむくまま 47 「かねいし うどん」そばとカツ丼


「かねいし うどん」そばとカツ丼値段要確認

福岡市博多区博多駅東3-9-20

呑んだ次の日など何も入らないというときでも口に入れられるのがココの温かいそばです。
塩の塩梅がよく、透明感、風味、出汁の旨みがたっぷりでお出汁が格別に美味しい。
塩分取り過ぎになるので普段麺もののスープは摂らないのを忘れて飲み乾してしまいます。

この日は平日ランチ限定のうどんかそばにミニカツ丼のB set600円が終了していたので単品で注文してしまいました。

単品ずつだと正直量も多いし、値段もほぼ1000円近くになるのですが、美味しいのでペロリといけちゃいます。
ここのカツ丼は肉質も脂身の少ない柔らかな部位を使っており、醤油を効かし甘味を抑えた味はご飯がすすみ、口のなかへの不法侵入がとまらないです。

写真にはないのですが、カレー飯といわしフライというのがあります。

カレー飯とはご飯茶碗にごはんをよそって上からお蕎麦屋さんのカレーを掛けたものです。こちらを注文するときには月見そばと一緒に注文してカレー飯に月見の卵の黄身だけを乗っけていただくのです。

カレー飯にはスプーンがつくので容易に卵の移動はでき、とろっとろの黄身がスパイシーなカレーと混じり合って旨いです。

鰯フライは入荷時のみの限定商品ですが、これが旨い。僕の最後飯にしたいくらい美味しい。

肉厚の鰯をさっくりと揚げた単品290円を頼みウスターソースも付けてもらいます。
ソースをだくだくかけ熱々を頬張るとその美味しさたるや口のなかで幸福感に満ちあふれるのです。

だからいつも入店して聞くのが「今日いわしある?」なのですが最近あまり出てこないです。

今鹿児島にいるのでここのそばといわしフライを無性に食べたくなります。

えっなんでうどん屋なのにそばかって?
20年近くずっと、わたしの舌がココの店だと蕎麦を喰えと命令するのです。

次回から鹿児島編です。

2015年4月25日土曜日

舌のおもむくまま 46 天刺定食 「ぶんじ」 


割烹・小料理「ぶんじ」 天刺定食 1200円 値段は要確認 他の定食700円~


福岡県福岡市博多区博多駅東3-1-6 2階

今日は、いいことがあったので奮発して天刺定食にします。

天刺の刺身は通常3種盛りで鯛・カンパチ・中トロが2切れずつ付くのでそちらを食べたほうがお得感はあると思われますが、この日は胡麻サバを喰いたくなったので入れ替えバージョンの天刺です。


我慢できないので胡麻サバからいただきます。

超旨い。口に含むとコリッとした鯖の食感、鯖の強い旨み、ゴマダレの旨味が一体となってもうこたえられない美味しさです。

胡麻サバには、すりごま、醤油、みりん、そしてどうもお酒がふりいれられているような気がします。あるいはゴマダレに漬ける前に鯖に日本酒で風味付と臭み消しのため使っているように感じます。ともかくこれが旨い。
僕の中では博多駅近辺でランチ胡麻サバベスト1だと思います。これを3人前くらい食べたい~。

女子の常連さんなどは胡麻カンパチをよく注文されているのでコレも要チェックです。

味噌汁もお出しがきちんと効いたにゅう麺入りでとてもやさしいお味です。


海老をいただきます。油で揚げることによって旨みが凝縮されています。

ここはキス、イカ、ピーマン、サツマイモ、豚、ナスなどが楽しめます。

おっといけないこの店に来る最大の理由を忘れていました。

写真には写っていないけどイカの塩辛が最高に旨いのです。

柚が上手に効いて塩の塩梅も良く塩辛自体にも臭みが全くないのです。

わたしが若かったらこれだけで飯おひつでおかわりしたくなっちゃいます。

そうそう一言だけこの店の常連として申しあげます。

隣のラーメン博多一双に行列するときはこの店舗の前(階段の前)を開けてくださらないとこの店は探すことができないのです。

一双さんも注意してらっしゃるようだけど限界もあるのです。

私が心から愛してやまない店を殺さないでください。

行列する側の倫理観も今問われていると感じます。

2015年4月21日火曜日

舌のおもむくまま 45 生姜焼き定食「ゴールデンタイムス」


「ゴールデンタイムス博多店」生姜焼き定食 750円程度 値段要確認値段要確認


JR博多駅筑紫口より徒歩7分♪カジュアルに韓国料理を楽しめる(そのままコピーするなっ!笑)お店のランチです。

お味噌汁からいただきます。
これは煮干しのダシがしっかり効いてとてもいい塩梅です。煮干しでダシをとるのは韓国料理では当たり前に行われますが九州と文化圏が近いことを食を通じて感じます。

早速肉を
いただきます。あーいい。旨い。そしてこのボリュウム。定食のおかずとしてかなりレベル高いです。
甘辛の味付けで多少コチュジャンが入っているところが独自の感覚で素晴らしい。
若い方でしたらご飯おかわり何度でもしそうな美味しさです。

この店、夜もかなり美味しいとニラミました。(笑)

舌のおもむくまま 44 カツ丼「ぎん鱗」


板前割烹「ぎん鱗」カツ丼  980円 値段要確認  

福岡市博多区博多駅南1-2-3 博多駅前ビル 1F

ランチ時にいただく丼ぶりは安く手早くガッツリ済ますというのが通常ルールだと思いますが、時には、丁寧に仕事のなされた丼ぶりをいただきたくなることがあります。

そんなときに食するのが、ぎん鱗のカツ丼です。

注文が入って揚げはじめます。当たり前のことですが、キチンとやっているところは案外少ないです。揚げたて熱々のカツを細断し玉ねぎと割り下で煮込み、卵でとじます。
三つ葉を乗っけて欲しいところですが、そこはご愛嬌。
熱々の味噌汁とともに提供されます。

僕好みのほとんど具なしの味噌汁には濃い目の味付けがなされ、ゆず胡椒を加えると香りと辛味が増加します。

ふうふう言いながら熱々の味噌汁をのみカツ丼を頬張ると旨さがガツンときます。

これよこれなのよっっ。カツ丼を頬張れる幸福に打ち震えます。

よし昼からも頑張るぞとおぢさんはミョーに力が入り店を後にしました。

2015年4月16日木曜日

舌のおもむくまま 43 スタミナ焼き「喫茶いちのせ」


「喫茶 いちのせ」スタミナ焼き定食800円 値段は要確認

岡市博多区博多駅南1丁目7番地16

炭水化物に対してさまざまな意見があることは承知していますが、月に一度、身体というか内臓からの要求に抗しきれず分別なく食べるのがこのパスタ麺のうえに肉と少量のもやし、グリーンピース・コーン・にんじんなどのミツクスベジタブルをトッピング、酸味のあるニンニク醤油ベースのタレをまとったスタミナ焼きです。

熱々の鉄板のうえに材料が盛られ、そこにスタミナ焼きのタレを自分好みの量掛けます。

すると、
目の前で派手な音を立てたあとスタミナ焼きが囁いてきました。

「今日はどんなふうに食べてく・れ・る・の」「熱いところ・・すぐ食べて」etc

心が乱れ、堕ちていく感覚に陥ります。(いくらなんでもそんなヤツはおらん・・・笑)

あぁっ 君をむさぼり喰いたい。

失礼しました。今回はリポートにならないようです。


追伸 昔、博多駅東の喫茶「そみゅーる」に「スタミナB定食」というコレがありました。
    形容しがたいほどの愛寂を込めて
追伸2 すみません。まだ未確認ですがいちのせさんココにはいらっしゃらないかも
    しれません。要確認願ます。もう自分で作るしか喰えないのだろうか。無念